レッドクリフ PartⅡ

今回は字幕版。
トニー・レオンも金城武も生の声が聞けた。
前回を見たからなのか、今回がハードだったからかはよくわからないが、
後半の戦いのシーンは、これでもか、これでもかと人が倒れていく度に、
手に力が入ってとにかく疲れた。

今のこの時代だからこそ、ジョン・ウー監督がこの映画を作ったというテロップが入るが、
想像もできないような昔に、さまざまな人が考え、悩み、
それでも戦った歴史があるからこそ、
今の私たちの生活があるということが、
どれだけ重く意味のあるものなのかを再認識させられる映画だった。

「中国」とひとくくりにしているあの広大な国が
1つになることの難しさもまた気づかされる。
どんなに血が流れても、どんなにむなしいと分かっていても、
繰り返されてきた戦いの上に自分の今の生活がある。
後半、手を握り締めているほど緊張する、
戦い(殺し合い)の場面がみていてどんどん切なくなる感覚は、
自分の中の遺伝子がそうさせているのかもしれない。
戦うことによって食料を得、そしてそれを奪い合って生き延びてきた遺伝子が、
映画やゲームでの戦いをもてはやし、
反面、その戦いによってとてつもないほどの大きな哀しみを背負ってきた
人間としての記憶がよみがえったのかもしれない。

結構かっこいい言葉を並べ立てているけれど、
きっとどこかで同じようなことをいっている人が多いだろうと感じるのは、
きっと監督がそうねらっていたからだと思う。
周喩の奥さんと孫権の妹姫、
この二人の女性がいたからこそ、見えた側面なのかもしれないし・・・。

赤壁の戦いが一番ハードな戦いだったとどの本にも書いてある。
それを書いた司馬選もすごいけれど、
それを映画化してしまう監督もすごいし、
その中で演じる俳優さんもまたとんでもなくすごいもんだと思った映画だった。

レッドクリフ Part2 公式ビジュアルガイドBOOK
講談社
『1週間』編集部

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